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2010年01月25日

「しまうた」流れ 琉球弧の民謡入門

「しまうた」流れ
「しまうた」流れ 琉球弧の民謡入門

仲宗根幸市・著
ボーダーインク・発行 1995年8月15日

 上記画像・リンクは出版元のボーダーインクにリンクしています。

 奄美のシマ唄とは?といっても頭で理解するよりは、まずは聞いてもらったほうがいいと思います。
 それもできれば舞台での唄ではなく、唄者と会話しながら唄に対する思いなどを聞きながら。

 しかし、そうはいっても裏声を使う、独特の三味線奏法、唄の歌詞など知りたいと思うと、意外と入手可能な本は少ないのが現状です。
 さらに、奄美のシマ唄が沖縄の唄、大和の民謡とどう違うのかを知る本となるとさらに少なく、本書が一番のお勧めです。
 残念ながら入手は難しくなっていて、上記の出版元のサイトで購入(これも難しいかもしれません)するか古本を探すことになると思います。

 本書ではまず最初に”琉球弧”としての唄の特徴を解説、その上で各島々の唄を解説しています。
 次には裏声音楽文化としいて奄美以外の地域での裏声、そして奄美の裏声を説明しています。
 唄の分類や奄美の唄掛け、沖縄のモーアシビとして生活の中に生きる唄の説明があり、最後に黒潮に乗って分布したカチャーシーや六調などについても解説しています。

 一番、わかりやすいのは目次の次のページにある分布図でしょう。
 奄美群島が以下に琉球文化と大和文化の混じり合う場所かが一目瞭然です。

 奄美のシマ唄に興味が無くとも、沖縄の音楽や琉球・シマの文化・歴史に興味がある方は一読をお勧めします。

タグ :沖縄大和

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